- 2008年11月17日 22:36
- 情報アーキテクチャ
先日、Web Directions Eastで、長谷川敦士さんの話を拝聴してきました。
企業サイトの情報アーキテクチャについて。
(エンタープライズ情報アーキテクチャ EIA と呼ぶらしい)
※下記の内容は、話を聞いて、そこから自分で展開している部分があります。
企業サイトを訪れたユーザーは、サイトでの体験を通して、
企業のブランド構造を把握することができます。
よって、企業サイトに企業のブランド構造を反映させることが重要。
では、そもそも企業のブランド構造とはどのようなものがあるのか
●ネスレ
KitKatやミロ、マギーなど、基本的には食料品という枠の中で、
個別ブランドを展開している。
⇒ネスカフェやミロを作っている会社だから、他のコーヒー系飲料やお菓子もおいしいに違いない、という保障をブランドが作り出している。(保障付きブランド)
ただし、根っこのネスレ自体のイメージが悪くなったときに、全てのブランドに影響が及びうる構造。
●ユニリーバ
LUX、リプトン、DOVE、ジフ、AXEなど、シャンプーから紅茶、洗剤、香水まで
幅広く展開している。
⇒紅茶と洗剤など、あまり一緒にイメージしたくないような商品を扱っているため、それぞれのブランドの独立性を強め、ユニリーバという提供元を意識させないことが重要となる。(個別ブランド)
ユニリーバや、いずれかのブランドのイメージが悪くなったときに、他のブランドへは影響が及びにくい構造。
●アップル
Mac、ipod、iphone、といったコンピュータ関連端末のブランドを展開している。
⇒それぞれの商品がアップルから提供されていることをユーザーは知っており
ipodを作っている会社のパソコンを買う、といったシナジー効果が見込める。
会社(アップル)のファンを醸成していくことができる。
(マスターブランド型)
つまり、会社本体と各ブランドとの距離感の違いによって、
ブランドによる保障の強さ、シナジーの強さが変わってくる。
タイプ別にまとめると、
マスターブランド型 (ブランドシナジー強い)
ハイブリッドブランド型 ↑
保障付きブランド型 ↓
個別ブランド型 (ブランドシナジー弱い)
では、これらの企業のWebサイトでは、
どのようなブランド体験ができるのか(続く・・・)