- 2008年11月16日 17:37
- 仕事
先日、リヴァンプの代表、玉塚さんのお話を拝聴してきました。
(リヴァンプは、ロッテリアの再生や、クリスピークリームドーナツの招聘などを手がけている、企業再生に向けた出資とコンサルティングの会社。)
印象に残った話をひとつだけ。
「企業を再生するには、その会社の商品や広告、店舗だけを変えても意味が無い。
一発うまくいってもそれで終わってしまう。
もっと根っこの、社員の考え方や、日常の行動を変えていくことが重要。」
消費者
↑
【 企業の広告、商品、店舗 】・・・・・・・①
【 企業の考え方、モチベーション、行動】・・・・②
(上図の、②の部分を変えることが大事)
これはたしかにその通りだろうなと思いました。
これを目指して、人材開発プログラムを導入したり、企業理念を新しく作ったり、
業務ルールの改修をしたり・・っていうサービスを各社がやっているのだろう。
じゃあ、今の自分の仕事はどうかというと、
あくまで納品物は広告である。
広告制作の依頼を受けて、その依頼に答えるための広告を作る。
つまり、①にアプローチしている。
それでも、常に②を変えることを意識することが重要だと思った。
たとえばWebのシステム・機能が、その会社の社員に驚きを与える
たとえばWebのデザインが、その会社の従業員に、
「へえ~リニューアルしたんだ」という感想とともに、
無意識下にでも、(自分の会社はこんなイメージだったか)
というものを感じてもらい、
そこから普段の小さい何気ない行動が一つでも変わる。
そんなことを想像すると、面白くなる。
そんな種、火種を植え付けることが可能なのかもしれない
という新たな視点に気づくことができた。
工業デザイナーなんかもそうだと思います。
一つのデザインが、その会社を変えるきっかけとなる。
あるいは一つのデザインを作るためのプロジェクトを通して、
その会社の意識が変わっていく
そんなことが起こるのだと思います。
好きな言葉に
「優れた技術者は、技術そのものでなく、
その先に必ず人間あるいは世界の有り様を見据えている。」
という言葉がありますが
これは音楽家でも医者でもサラリーマンでも言えることで、
Webの仕事をしている人であれば、
Webの話をしていても単なるWebの話で終わらない視点が顔をのぞかせる
そんなビジョンを持つことがとても大事だと思います。
自分のやっていることが、社会に対して、人に対して、
どのような影響を与えることができるのか、
その可能性を探ってみるのはなかなか悪くないなと。