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「クチコミ」の功罪

クライアントの要望として1,2を争って多いのが、「新規顧客の獲得」。
特に、広告予算をあまり持っていない企業などにとっては、SEMやアフィリエイトを使って低コストで新規顧客開拓ができるWEBはすごく便利だろう。

そう、ちょっと前まで、WEBでの新規顧客の開拓といえば「SEO」「リスティング」「アフィリエイト」あるいは、純広というのが主流だった。
これらは「インターネット広告の手法」として認知されてきた。
クライアントは、アフィリエイトや純広を、ネット広告の会社に依頼していた。
僕らWEB制作会社には、「どこか良いSEO会社はないか?」なんていう相談がたまに来るぐらいで、アフィリエイトや純広の話などは、ほとんど相談されることは無かった。
これはすごく当然のこと。

けどやっかいなのが現れた。

「クチコミ」だ。

「クチコミ」にはいくつか手法があって、ブログパーツやスクリーンセイバーを配ったり、スペシャルサイトを作ったり、場合によってはこれらの手法を組み合わせたりして、ユーザーが自身のブログ上や、リアルで知人に伝えたりする。

何がやっかいかというと、「クチコミが広がるような仕組みを作ってください」という依頼が、WEB制作会社である僕らのところに来るのだ。

仕組みを提案するのは別に問題無い。むしろクライアントと深くコミットできて良いという面もある。ただ、往々にして、この手の依頼をしてくるクライアントは予算のことを考えていない。

広告予算のことを考えてない。

「クチコミっていうのは、面白いコンテンツがあって、そこから自然に発生するものだ。だから広告費は必要無くて、コンテンツ制作費だけあれば良いのだ。」
なんて思ってる。

そんなわけない。

世に広がったキャンペーンが、どういうクチコミ施策を仕込んでいたか、知るべきだ。
あらかじめアルファブロガーに記事作成を依頼して、ニュースリリースを流して・・っていうことぐらいは大抵やってる。

もちろん、まったくプロモーション仕掛け無しで、それこそ「電車男」みたいに広がる可能性も0では無いだろう。
けどそれで成功する確率と、企業として成果を待てる期間というのを考慮すると、かなり無謀といえるのではないだろうか。


だから、クチコミを仕掛けたいのであれば、コンテンツ制作予算だけじゃなくて、広告予算もしっかり取りましょう。  ってことをしっかり伝えましょう。

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